あおぞら動物病院 院長コラム

獣医師の専門医とは

      2015/06/12

あおぞら動物病院 院長

 間では専門医(スペシャリスト)と対して総合診療医(ジェネラリスト)という言葉がありますが、日本の獣医療業界ではほぼ99%が総合診療の獣医師で構成されています。 

 最近人間ではジェネラリストのスペシャリスト(なんじゃそれ?)もあるようで、NHKのプロフェッショナルという番組で紹介されていました。すごかったです(感動)。 

 そんなジェネラリストになれればいいのですが、ホームドクターの方が言葉としては適切な多くの獣医師は、動物の種類だけでも犬猫はもちろんのこと、草食動物のウサギや肉食のフェレット、先生によっては鳥類や爬虫類、昆虫まで診ますし、外科や内科、歯科、眼科、皮膚科と何でも治療知識が必要なので、なかなか一人の獣医師が専門医に育つには時間的に難しいのが現実です。

世界基準で認められる専門医認定制度が日本に育っていないため、国内の各学会の認定医はおりますが、あくまで国内の獣医学会が独自で認定する制度です。
それでも優秀な国内の獣医師が一定の基準を満たしていることで認定されますので、素晴らしい知識と技術を持っていることは間違いありません。ただし、勉強ができれば受かってしまうものもありますので、大学卒業間もない経験の少ない獣医師が認定されてしまうこともあります。

当院では勤務医の先生に認定医の資格を取得してもらえるよう積極的にセミナーや研修に参加できるよう環境を整備しています。いずれ当院から専門医のドクターが生まれてくれるよう努力していきたいと思います。え?院長の私?実は受験ですべっておりまして・・・苦笑。

 - 雑感