あおぞら動物病院 院長コラム

知らないことは恥ずかしいこと?

      2017/01/03

セカンドオピニオン 動物病院

 

 おぞら動物病院は他の動物病院と比べると、大学病院や専門医などの二次診療への紹介を促すケースが多いと思います。実際に、月に5~7件程度都内や他県の医療施設にセカンドオピニオンをお願いしていると思います。

以前の私は、動物の診療にかかわることであれば何でも知っていなければならない、他の先生が知っているのに私だけ知らなければ勉強不足で恥ずかしいことだと思っていた時期がありました。

 確かに、全ての獣医師が当たり前に知っていなくてはならないこともありますが、勤務医経験を重ねていく上で知らないまま治療を行ってしまうことは恥ずかしいことではなく、怖いことであるというプロとして当たり前の心境にたどり着きました。

一次診療やホームドクターと呼ばれる私達のような獣医師は、広い動物種(ハムスター~大型犬まで)や広い治療範囲(外科~内科、歯科、皮膚科など)を幅広く診療している反面、特定の分野に関する知識や技術に深く精通することが困難です。

 十数年前まではホームドクターからセカンドオピニオンに紹介できる施設や専門医が余り育っていなかったので、一箇所の病院で可能な範囲で治療を行うしか出来ないケースも多かったと思われます。また現在でも地方では紹介できる施設が近隣に無いために、一部の熱心な個人病院の先生が患者さんの為に大学病院並みの設備を大きな借金のリスクを背負いながら導入しているようなケースもあるようです。

 幸いにも船橋の環境は病気の動物達にとって恵まれた環境であると言えます。地方では飛行機や新幹線を利用して大学病院や専門医の施設へ診療に連れて行くケースも珍しくは無いようですが、当院が紹介する施設は主に東京都の東側に集まっていますので、病気の動物達やお忙しい飼主様の負担がいくらかでも少ないのではないかと思われます。

セカンドオピニオンの先生方との連帯も取れていますので、紹介するだけでなくホームドクターとしてのアフターケアや、飼主様と専門医との情報の共有・解説も得意としておりますので、難しいお話や聞き忘れてしまったお話などありましたら当院の獣医師にもご相談ください。

また、セカンドオピニオンの先生方からの技術や知識を当院にフィードバックさせて更なる向上を目指しておりますので、より高度な治療が出来るよう獣医師一同切磋琢磨しております。どうぞ当院の治療にもご期待ください。

 - 雑感