あおぞら動物病院 院長コラム

また咬まれました

      2015/08/27

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物病院で働いていると日常的に小さな傷を負います。

写真の私の右手はガブリと咬まれて犬歯の咬み跡が4か所綺麗に残りました。犬歯といっても、実際には猫ちゃんに咬まれたのですが、4日ほど右手がパンパンに腫れました。

実際に咬まれたり引っ掻かれたりするのは、保定(診療のために動物を押さえる)を行う動物看護師の方が圧倒的に多いのですが、時々油断して私もガブリとやられます。

動物看護師の女性方は、経験年数とともに抑え方も上手になって、咬まれたりしなくなるのですが、今年入社した新人4人は見事に1回ずつ病院送りになりました。

大けがをしないうちに痛い洗礼を受けるのも、学校を出たばかりの新人さんには必要なことかもしれません。やはり痛い思いをすると、それ以降の保定の技術が格段にアップしています。やはり痛い思いをしたくないですからね。

最初の洗礼で、学生時代に想像していた仕事とのギャップを感じて、挫折してしまう新人さんもいます。非常に残念ですが、ある程度覚悟と負けない勇気が必要な仕事と思います。

私自身は人間の病院が大嫌い(単純に怖がり)なので、指先が1.5センチ裂けて、見えてはいけないものが見えてしまった(笑)時も医者にかからず我慢と根性で治したバカ者です。

本気で咬みつかれたら被害が大きいのは犬だと思いますが、実際に私たちが被害にあうのは圧倒的に猫の場合が多いです。

猫の場合、非常に体が柔軟なことと、突発的な行動が犬より予測がつかないため時に大けがをすることがあります。知り合いの動物看護師は、運悪く関節内に牙が入り、嫁入り前に指が曲がらなくなってしまいました。

それならばゴツイ革の手袋(軍手ぐらいでは全く役に立ちません)をして、バスタオルでグルグル巻きにしたらいいかというと、異常に興奮した猫ちゃんの場合、パニックのあまり突然心臓麻痺を起こしたりすることがあるので、私たちもとても気を使っています。

ウサギさんの爪切りも実は危険が潜んでいて、10年ほど前に受傷したウサキックが一番残る傷跡になっています。マンガのヤクザ傷のようになってしまっているので手首とか顔じゃなくて良かった。

 - 雑感