動物病院での病気診断検査キット

動物病院の検査キット

ょっと顔のお面のようですが、顕微鏡で見た腸の寄生虫の画像です。犬猫の下痢の原因になるジアルジアという寄生虫です。

以前は顕微鏡の検査ではなかなか見つけることが困難な寄生虫(ある程度数がいないと見つからない)でしたが、最近は検査キットが製造されているので発見が容易にかつ客観的なものになりました。例えば、便を持ってきていただいて、検査キットを使用するとこんな感じになります。

寄生虫検査 動物病院にて

検査キットの青いぽっちが2つ出ていますが、正常だと一つしか反応が出ません。

また、春になるとワンちゃんたちが毎年行っているフィラリア検査も検査キットを使用する代表的な診断方法です。画像のように赤線が出てしまうとフィラリア成虫の感染があるということになります。

フィラリア検査キット

 

他にも、 猫のエイズ・白血病、犬パルボウイルス、犬ジステンパー、血液型検査キット、膵炎診断キットなど正確な診断を裏付けしてくれる様々な診断キットが販売されています。

非常に便利な診断キットなのですが、正しい知識で使用しないと誤診につながるのはもちろん熟知していなくてはなりません。
例えば、猫のエイズですが、ウイルスの暴露から2ヶ月間経過しないと検出できない場合がありますし、フィラリアの検査も6ヶ月以上前の感染を確認するものですので、今年陰性の結果で来年陽性なんてことも稀に発生します。もちろん、キットの感度も100%ではないので過信は禁物です。

それでも正しい知識で使用すれば、これほど動物達の病気の早期診断に役に立つものは無いのですから、今後も様々な病気の診断キットが発売されてくれることを願っております。

余談ですが、うちの子供が数日前より風邪を引いたようで熱が下がりません。うちの奥さんが、○○小児科はいつも検査キット使ってくれない(インフルエンザとか)って不満を漏らしているのですが、何事もタイミングがあるのでしょうし、そこまで具合悪そうじゃないと判断されたんでしょう(笑)。実際に熱があってもだいぶ元気です。