動物病院で使う手術用グローブ

手術用の手袋 動物

 

術の際に術者の手指の細菌から動物を守り、また逆に動物の体液から術者への感染を保護する目的で手術用の手袋を着用します。

動物病院で使用する手術用手袋にも様々な種類があります。動物用というものもありますが、特に人間用のものと違いがあるわけではないようです。1割くらい安いかもしれません。

手先の感覚が命の手術ですので薄ければ薄いほど望ましいのですが、余りに薄いと手術中に破けてしまうリスクが高くなります。特に整形外科手術の際には、鋭利なピンやスクリュー(ネジ)の他に、骨ドリルなどの電動設備も使用しますので気がつかないうちに手袋に穴が開くことも起こりがちです。手先の感覚は犠牲になりますが、2重で手袋を使用することもあります。

 

現在新たなものをテスト中なのですが、以前使用していたものはちょっとお高い手袋だったのですが結構な確立で装着時に破けてしまうことがありました。悪いことは続くもので交換用に出した手袋まで破けてしまって、もう涙目です。

手術用手袋が破けた

 

手術中に破けることは非常に稀ですが、装着時にはどんなに爪を短く整えていても、10回に1回は破けてしまいます。薄くなれば素手の感覚に近づき、手術時の微細な操作につながるのですが、薄すぎると破けて感染のリスクが上がるという手袋のジレンマは永遠のテーマです。

 

 

この手術用手袋なのですが、原料の天然ゴムや装着時に潤滑剤として使用されているコーンスターチなどの成分でアレルギー反応を起こしてしまうことがあると人間の医療で報告されています。過敏症の方が使用した場合、手に炎症を起こしたり、最悪アナフィラキシーショックを起こして命が危険になることもあるそうです。
これに対応した手袋があるのですが、1双(手袋1セット)あたりの価格が通常の手袋の4倍以上とかなり高価なですので、これを破いてしまうと手術前のモチベーションが大きく下がりそうで涙目どころじゃなさそうです(注)冗談です。

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