犬猫用マイクロチップを導入しました。
2006年12月12日
飼主様からのお問い合わせが増えてきたことで、マイクロチップへの関心が高まっていることを強く感じる今日この頃です。
千葉県の動物愛護センター(保健所)で2006年よりマイクロチップ読み取り装置が配備されたことを機に、あおぞら動物病院でも、マイクロチップの装着、読み取り機の導入をいたしました。
マイクロチップとは直径2㎜、全長12mmのカプセル状のガラス管内にIC(アイシーチップ)を封入した体内注入型の個体識別標識器具です。動物の皮下に注入し、専用の読取機で読みとることにより、個体の識別が可能になります。
マイクロチップのメリット
●迷子、逃走、災害発生時の際に安心
ペットが迷子になったり、災害で離れ離れになっても、発見された際にすぐに身元が確認でき、飼い主の元に戻ってくる可能性を高めます。
※船橋市保健所でも採用されています。
●盗難防止に有効
番号の変更、改ざん、消去ができないので、ペットの盗難など、いざというときに確実な身元証明が可能となります。
●不慮の事故に合ってしまった場合でも
環境省の統計によれば、負傷動物として収容された犬、猫のうち、飼い主の元に戻ったペットはごくわずかであると報告されています。保護された時の飼い主への返還率が高まる可能性が高まる可能性があります。
●海外から輸入される動物に
日本到着時の保留期間を短縮するためには、マイクロチップ等で確実に個体識別をされている必要があります。確認できない場合は保留期間が180日になります。保留期間を短縮するためにはその他にも条件がありますので、詳しくは動物検疫所にお問い合わせ下さい。
詳しくは、病院スタッフまでご相談ください。