我が家のにゃんず

 の実家は犬派なのですが、我が家では獣医学生だったときからずっと猫たちと暮らしています。初代の猫はメインクーンのメス猫で12才に腎臓病で亡くなりました。

 現在は4匹の猫と暮らしていますが、研修医時代に保護した捨て猫が2匹、大学時代の後輩だった今の奥さんが連れてきたオス猫が1匹、あおぞら動物病院の前に交通事故で倒れていたのをオーナーさんが連れてきてそのまま保護することになったのが1匹です。

我が家のにゃんず

 幸い、大きな病気にはなったことが無いのですが、4匹のうち2匹は片足が不自由です。そのうち1匹は猫エイズに感染しています。
 仕事柄、欲しいと思っていなくても動物が増えていくのですが、輸血の必要なときに助けてもらったり、オーナーさんとお話するときの例え話として話題にさせてもらったり、癒しになってくれたりとかけがえのない存在になっています。

 医者の不養生ではありませんが、腎不全で亡くした猫はギリギリまで病気の発見が遅れてしまいました。また、私が獣医になるきっかけとなったのは小学生ではじめて飼った愛犬の死でした。フィラリア症でした。

 我が家の猫たちも年長は15才になります。この頃だんだんと痩せてきています。ときどき食事を残すと一日心配になりますが、病院に我が子を預ける飼い主様も同じような気持ちで回復を祈っているのだと思うと気が引き締まります。
 できるだけ動物たちと飼い主様に喜ばれる医療を提供していきたいと考えております。

 

追伸:2015年9月28日

くろたん ありがとう。

9月26日に我が家の黒酢(通称:くろたん)が悪性リンパ腫により9才4か月で旅立ちました。昨日、ペット霊園のたんぽぽ墓苑さんで火葬を終えてきました。

我が家の4匹のうち一番若い猫だったのですが、異変に気が付いてから1週間も待たずに逝ってしまいました。くろたんは動物病院が駿河台にあったときに、病院前に怪我をして捨てられていたのを保護したのが出会いでした。

不幸なことに怪我の後遺症で、左腕が使えないままになってしまいましたが、階段も気にせず駆け上がる元気な黒猫でした。

生まれつき怖がりな性格で、私以外の家族にはほとんど触れさせてくれなくて、いつも部屋の隅のカーテンの後ろで過ごしていました。そのせいで、散々探したのですが、9年間のうちの写真が数枚しか見つかりませんでした。まさか、一番最初に亡くなると思わなかったので、一番最近の写真が2年前の左上の1枚のみ。緊張した顔をしてあまりかわいくない画像ですね。無理矢理でも抱っこして1枚くらい撮っておけばよかった。

なぜか私だけに懐いていて妻や子供たちがいないときには私に撫でられるのが嬉しいらしく、いつも興奮しすぎて肛門腺を出していました(笑)。

今回、発見が遅すぎて何もしてあげることができないまま旅立たせてしまいました。一日でも長く生きて、美味しいものを食べさせたかった。あと3匹の猫たち。いつか看取ることになるのでしょうが、何度経験しても寂しいものですね。

くろたん。9年間一緒に過ごせて楽しかったし、とても幸せでした。君がいなくて今はすごく寂しいですが、いつかまた会える日まで天国で元気に過ごしてください。ありがとう。

雑感
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あおぞら動物病院 院長コラム