100円ショップで手に入る洗濯ネットが便利

動物病院 猫 洗濯ネット

 普段大人しい猫ちゃんなのに一歩家を出たら豹変して猛獣になってしまうケースに動物病院では良く遭遇します。キャリーバックから出たとたん、パニックを起こして飼主さんをかじってしまったり、天井まで壁を駆け上ったりと診察室内がちょっとした戦場になってしまいます。

 もちろん、大人しく診察させてくれる猫ちゃんもたくさんいますが、初めての病院や体調が悪くて気が立っている場合、怖がりな猫ちゃんの場合はご家庭にある洗濯ネットに入って来院してくださると、猫ちゃん自身も落ち着いて診察できる場合が多いです。

当院でも、100円ショップで購入した大きめの洗濯ネットを複数用意しています。

 洗濯ネットへの入れ方ですが、キャリーバックに入れる際に、先にキャリーに洗濯ネットを広げておいて上から猫ちゃんを入れる方法がインターネットで紹介されていました。非常に参考になりましたのでリンク先をご覧になってみてください。猫ちゃん自身も洗濯ネットが嫌いではないようで、ウェブで探すと洗濯ネット好きの猫ちゃんの投稿や可愛らしい写真がたくさん見つかりました。

 病院に来院後に診察室で洗濯ネットに入っていただく場合は、キャリーバックの入り口に洗濯ネットの開口部をかぶせて、キャリーバックを縦に立てて、ズルズルと猫ちゃんに降りてきてもらいます。キャリーの中で踏ん張ったり爪をひっかけたりと結構大変だったりします。

 洗濯ネットに入った状態であれば、ネットの網目から注射をしたり、体の一部だけチャックから出して爪を切ったり採血したりといろいろなことをさせてもらえます。特に、野良猫を保護されてきた場合などは大活躍です。

 洗濯ネットの発展型で、動物病院用にチャックが両面に付いた「ダブルチャック猫袋」という商品が発売されています。1枚3500円。高っ!?

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 通常の洗濯ネットですと、片側しかチャックが着いていないので猫ちゃんが袋に入った状態から爪切りや採血の際には中の猫ちゃんをひっくり返さなければならないのですが、この袋の場合、上からも下からもチャックが開くので非常に便利です。ただし、注意しないと、苦労して猫ちゃんを袋に入れたつもりが反対側が開いていて猫脱走というお馬鹿な事件が起きてしまうことがあります。

洗濯ネットとは違いますが、短時間の保定用具として、専用の保定袋が商品化されています。洗濯ネットより本格的ですが、どちらかというと拘束着のようになっていて袋に入ってもらうのはちょっとしたテクニックが必要です。窮屈なので、短時間の使用に限られます。

動物病院 猫 連れていく

私も大好きなamazonでなかなか良い洗濯ネット?を見つけました。価格も400円程度とお手頃です。

 

洗濯ネット 動物病院 猫 使用方法

便利そうですが、実はちょっとした盲点がありそうです。お顔がフリーなので多分咬まれます(笑)。エリザベスカラーもつけた方がよさそうです。

高齢化した猫ちゃんですと、爪とぎをしなくなって巻き爪になって肉球に刺さったりすることがあります。年に数件爪が刺さった痛々しい猫ちゃんが来院しますが、なかなか爪切りくらいで動物病院に連れて行くのは抵抗があるのかもしれませんね。

爪切りの好きな猫ちゃんはいないかもしれませんが、今回ご紹介した洗濯ネットを使えば今までより動物病院に連れていきやすいのではないでしょうか。ちなみに、洗濯ネットの中は狭くてかわいそうに思えるかもしれませんが、猫ちゃんは案外狭いところが落ち着くようで、フリーな状態よりリラックスしているようです。

爪切り料金600円かかりますが、ご自宅で猫ちゃんと流血の格闘になるようでしたらプロの動物看護師が丁寧に爪切りをいたしますので、お気軽にご相談ください。